キャンピングカー豆知識

立体駐車場の高さ制限を徹底解説!ハイエースやキャラバン、ER付き車両は駐車できる?

お出かけ先で立体駐車場を利用する際、「自分の車は中に入れるだろうか?」と不安になったことはありませんか? 特にサイズが大きめのワンボックスカーやキャンピングカーに乗られている方にとって、駐車場の高さ制限は死活問題です。

今回は、一般的な立体駐車場の高さ制限の基準と、人気車種(ハイエース・キャラバン)の車両サイズ、そして高さを抑えつつスペースを拡張できる「ER(エレベーティングルーフ)」のメリットについて分かりやすく解説します。

一般的な立体駐車場の高さ制限は「2.1m〜2.2m」

ショッピングモールや都市部の立体駐車場で最も多く見かける高さ制限の基準は、「2.1m(2,100mm)」もしくは「2.2m(2,200mm)」です。

※なお、これからご紹介する車両の高さは、すべて「車高調整(ローダウンなど)をしていないノーマル状態」の数値です。アンテナ、ベンチレーター(換気扇)、ソーラーパネルなどの外装パーツ分の高さは含まれていませんので、あらかじめご注意ください。

【車種別】ハイエース・キャラバンの車両高さ一覧

ベース車として人気の高いトヨタ・ハイエースと日産・キャラバンの純正の高さ(カタログ値)を比較してみましょう。

■ トヨタ ハイエース
 標準ルーフ:1980mm(1.98m)
 ワイドミドルルーフ:2105mm(2.105m)
 ハイルーフ:2240mm~2285m

■ 日産 キャラバン
 標準ルーフ:1990mm(1.99m)
 ハイルーフ:2285mm(2.285m)

ハイエースの「ワイドボディ(2,105mm)」は2.1m制限に設定された立体駐車場に入る?

数値だけを見ると、ハイルーフ(2,240mm〜)が2.1mや2.2mの駐車場に入れないのは一目瞭然です。 しかし、気になるのはハイエース・ワイドボディの「2,105mm」という絶妙な数値。2.1m(2,100mm)の制限に対して5mmオーバーしています。

結論から言うと、ハイエースのワイドボディであれば、2.1m制限の立体駐車場にも基本的には駐車可能です。 立体駐車場の高さ表記は、ある程度の安全マージン(余裕)を持って作られているため、数ミリ〜数センチのオーバーであればクリアできるケースがほとんどです。ただし、ルーフにキャリアやソーラーパネルなどを載せている場合は接触の危険があるため必ず確認が必要です。

高さを抑えてスペースを広げる「ER(エレベーティングルーフ)」のすすめ

  • 「大人数で使いたい」「車内の居住スペースを広く確保したい」けれど「普段使いの立体駐車場に入れるサイズに収めたい」というワガママを叶えてくれるのが、ER(エレベーティングルーフ)です。
  • ERを装着すると、元の車両サイズからおよそ110mm(11cm)高さが増します。
    標準ルーフ(約1,980mm) + ER(約110mm) = 約2,090mm(2.09m)
  • この計算の通り、標準ルーフのモデルであれば、ERを装着しても総車高を2.1m以下に抑えることができます。つまり、立体駐車場の使い勝手を損なうことなく、現地ではルーフを上げて広大なスペースを満喫できるのです。まさに、日本の駐車場事情に最適な選択肢と言えます。

まとめ:愛車の正確な高さ把握と安全第一の選択を

立体駐車場の高さ制限は、場所によって2.0m以下など厳しく設定されているケースもあります。

まずはご自身の愛車の「正確な高さ(外装パーツを含む実寸)」をしっかりと把握しておくことが大切です。また、傾斜やスロープの角度によっては、数値上は大丈夫でも底や天井を擦ってしまうリスクもあります。「大丈夫かな?」と少しでも不安に思った場合は、無理をせず平面駐車場を利用するなど、安全第一を心がけましょう。

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